新築の床の色は、部屋の雰囲気や空間の印象を大きく左右します。
しかし、床の色選びは決して簡単なものではありません。
そこで、本稿では床の色選びのポイントをご紹介します。
本稿でご紹介するポイントを押さえて、あなたの理想の床色を見つけましょう。
□新築の床の色を選ぶ際のポイント
1.トータルコーディネートを考えておく
住まいのコーディネートを決める際、床の色をはじめに決めます。
床、壁、家具といった順序で色を組み合わせると、まとまった印象に仕上がります。
そのため、はじめの段階でデザインの方向性を決めていると、好みの空間を作りやすくなります。
デザインのイメージを具体的にするためにも、インテリアスタイルの写真などを集めると良いでしょう。
2.部屋の用途に合わせて考える
色は、それぞれ印象が異なります。
暗い色は落ち着いた印象、明るい色は爽やかな印象といった具合です。
寝室を落ち着いた色に、子供部屋は明るい色に、部屋の用途に合った印象を使ってみると、理想の暮らしに近づきます。
3.できるだけ具体的なイメージをして決める
何も知らないところからイメージを固めるのは難しいです。
カタログや展示場を参考にして、「どんな種類があるのか」「どんな色があるのか」を確認してみましょう。
□色別のメリット・デメリットを把握
*白系
薄い色である白系は、ほこりが目立ちにくく、どんなインテリアにも合うのがメリットとして挙げられます。
一方、髪の毛や黒いシミなどが目立ちやすく、色あせが気になるのがデメリットです。
また、壁や天井を他の色にしてしまうと、床が浮いてしまいます。
床を白、壁、天井を他色にする場合はプロに配色を相談してみましょう。
*黒系
細かい傷や髪の毛が見えにくいのがメリットとして挙げられます。
一方、白いほこりが目立ちやすく定期的に掃除する必要があります。
また、暗く狭い部屋を黒で統一してしまうと部屋に圧迫感が生まれてしまいます。
部屋の広さに気を付けて黒系を使っていきましょう。
*中間色
髪の毛やほこりが目立ちにくく、部屋を綺麗に保ちやすいのがメリットとして挙げられます。
価格の幅が広い一方、安いものは見た目がチープになってしまうので、こだわって素材や色を決めるようにしましょう。
□まとめ
新築の床色選びは、トータルコーディネートや部屋の用途に合わせた印象を考慮することが大切で、具体的なイメージを固めるためにはカタログや展示場を参考にしてみてください。
色別のメリット・デメリットを把握することも重要で、本稿でご紹介した特徴を参考にしてみてくださいね。
他にも床の色について知りたいことがあればお気軽にお問い合わせください。