コンセントの配置はどのようにするのがおすすめ?

住みやすい家といえば、どのような家を想像しますか。
「部屋が広くて、収納がしやすい家」や「生活動線が洗練されていて家事がしやすい家」など、いくつかの家が頭に思い浮かぶかもしれません。
住みやすい家を実現するためには、いくつかの要素を満たしておく必要があります。
実は、その中でも「コンセントの配置」に着目することが大切です。
そこで、今回は、コンセントの配置でよくある失敗と対処法、おすすめの配置場所について解説します。

□コンセントでよくある失敗と対処法

コンセントでよくある失敗例は以下の通りです。
・コンセントの位置や高さが合わない
・コンセントの数が足りない
・コンセントの設置場所が適切でない
上記で挙げた失敗を招かないように、以下でご紹介する対処法をすることがおすすめです。

*暮らしをイメージすること

新たな環境での生活について、できるだけ解像度高く想像することが、非常に大切です。
例えば、お風呂から出たら、すぐに髪を乾かす方が多いと思います。
そこで、ドライヤーを使うためのコンセントは脱衣所にあった方が良いことは明白です。
上記の例は、分かりやすいものですが、ご自身のこだわりを実現するためにも、できるだけ詳細に、他の生活場面もイメージすることが大切です。

*設置予定の家具や家電を一元管理すること

新たな住宅で設置する予定の家具や家電を、メモやノートに書き出してみることがおすすめです。
そして、メモやノートに書きだされた家具や家電を俯瞰してみて、「どの箇所にいくつのコンセントが必要か」について考えることがおすすめです。

*コンセントの追加はできるだけ避けること

「住宅の建築前にコンセントを追加する場合」と、「住宅の建築後にコンセントを追加する場合」では、必要な費用が大きく異なります。
具体的には、後者の方が、前者の3倍以上もかかってしまうケースもあります。
それは、住宅を建築してから、コンセントを追加する場合は、壁の取り壊し作業やコンセントの配置作業が必要になるからです。
そのため、「後から追加しよう。」という考えはできるだけ持たない方が良いでしょう。

□採用すべきコンセントの配置

採用すべきコンセント位置は、いくつかありますが、ここでは「つい見落としがちだけど、あった方が便利」なコンセント位置についてご紹介します。

1つ目は、玄関です。
玄関にコンセントは不要そうに見えるかもしれませんが、玄関を掃除する際にコンセントがあった方が便利です。
また、コードレスの掃除機を使用されている場合でも、玄関に飾り物を置く際に、コンセントが必要になることがあります。

2つ目は、廊下です。
具体的には、廊下の足元灯用にコンセントを設置することがおすすめです。
足元灯を使用すると、夜に電気を消している中でも、安心して廊下を歩けるため、小さなお子様がいらっしゃるご家庭におすすめです。

□まとめ

今回は、コンセントの配置について解説しました。
コンセントの配置が原因で後悔してしまうことはよくあります。
そのため、生活のイメージをすることや、設置予定の家電や家具を把握しておくことが大切です。

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