家計に大打撃!? エアコン2027年問題!

こんにちは、トミーズホームです!
7月も中旬を過ぎ、すでに夏真っ盛り。
猛暑日の報道も耳にするようになりましたが、そんな夏には欠かせないものと言えば。。。。
そう! エアコン!!
実は、このエアコンに関して巷で話題になりつつあるのが『エアコン2027年問題』!
暮らしに密着した家づくりを行う私たちが見過ごすことができない話題です。
これから、家づくりやリフォームを検討している方にとっても大きな問題となります。
今回はエアコン2027年問題がどういった問題で、どのような影響があるのかを簡単に記事にまとめたいと思います。
CONTENTS
エアコン2027年問題とは?
エアコン2027年問題とは、通称でありまして、正式名称ではございません。
わかりやすくインパクトがあるので、使われていると思います。
実際、何が問題かというと、エネルギー消費効率(APF)をもとに国が家庭用エアコンに対する省エネ基準を定めているのですが、
この省エネ基準が2027年から引き上げになることで、この基準に満たない商品を製造・販売できなくなる可能性があるのです。
出展:家庭用エアコンディショナーの新たな省エネ基準に関する報告書を取りまとめました (METI/経済産業省)
これによって、今まで安価で手に入れられていた商品がなくなり、これまで上位機種と言われていた機種を採用せざるを得なくなるのです。
実際にどの程度、価格に影響があるのか?
その時期での各社メーカーの商品内容、市場への供給状況によって誤差はあるのは大前提ですが、、、
現状の商品状況で比較してみます!!
代表的なルームエアコンメーカーのダイキン商品を参考にさせていただきます。
参考:Eシリーズ 仕様(スペック) | ルームエアコン | ダイキン工業株式会社
参考:AXシリーズ 仕様(スペック) | 壁掛形エアコン | ダイキン工業株式会社
一般的なスタンダードモデルEシリーズがありますが、6畳用でエネルギー消費効率(APF)が5.8となっております。
上の表の次期省エネ基準を満たしていない機種となります。
この基準を満たす機種ですと、上位機種のAXシリーズがあります。 AXシリーズの6畳用でエネルギー消費効率(APF)が6.9。
この両機種の価格差は、だいたい5~8万円程となっておりますので、
単純にこれまでと同じようなエアコンの新規取付工事や交換工事でも手間賃以外でこれだけの費用アップとなる可能性が見込まれます。
どう対応したらよいのか?
ここで気になるのは、実際にどう対応したらいいのか?
2027年4月になる前に買い替え
買い替えをご検討の方は、豊富な種類/在庫があるタイミングで買い替えることで、安く済ませられると考えられます。
エアコンの買い替え需要は、1年を通して夏前が一番多いと言われています。そのため、2026年の夏ごろに買い替えが更に増えることも予想されます。
また、エアコンの機種モデル変更は寒冷地モデル/高級モデルが秋~冬(9~12月)、中級~低価格モデルが冬~春(2月~4月)ごろと言われており、
多くの家電量販店や通販で行われる年末年始セール(12月~1月)、決算セール(3月)を考慮すると、2025年末~2026年の春ごろがいいタイミングかと思います。
住宅の性能を上げる
リフォームや新築住宅をお考えの方は、住宅性能を上げて、消費電力を下げることでエアコン価格上昇への対策が考えられます。
リフォームの場合でいうと、窓をペアガラスなどの高性能な窓に変えることで断熱効率を上げることができます。
また、大規模なリフォームをお考えの方は、エアコンの設置工事に対しても適用される補助金を活用することができます。
2025年度も実施されておりますが、このような補助金を利用して住宅性能を上げて電気代を抑えて対策が可能です。
また、トミーズホームの新築住宅はZEH水準の住宅性能を標準としております。
太陽光発電も比較的お求めやすい価格でご提供させていただいております。
太陽光発電で、エアコンにかかる電気代を自家発電することで、使用料を抑えることができます!
上位機種になり、最初の購入費は上がりますが、その分省エネ性能はぐっと向上します。
それによってエアコンの消費電力も下がりますので、年間数千円の電気代の削減ができます。
まとめ
エアコン2027年問題を簡単にまとめてみました。
年々、夏が長くなり、気温も上昇しており生活必需品となったエアコン!
どのように移行していくのか、これから詳細情報が出てきますので、私たちも注視していきたいと思います。
これから家づくりを始めたい、リフォームを考えているという皆様の疑問や不明点にお答えする相談会を実施しております。
ぜひ、お気軽にご相談くださいませ!
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